結構調整がシビアでした

結構調整がシビアでした

海部郡大治町のお客様のおうちで、玄関ドアのハンドルを修理してきました。

ハンドルセットは、高級なボールドウィン(Baldwin)製。

3年くらい前に新品に交換したものなんですが、室内側のドアレバーを下げてもラッチの鍵爪が引っ込まなくなってしまい、室内側からはドアが開けられなくなった状態でした。

外からはハンドルレバーを下げるとドアが開くという状況ですから、何か内部の機械部品に不具合がある感じでした。

そこでメーカーに状態を連絡して相談した処、エングレス・カートリッジと呼ばれるバネ開閉内蔵の部品に問題があるとのことで、部材を取り寄せて交換することになりました。

今回それを現場に持参して交換作業を行ったのですが、正しい位置にセットしないと鍵爪が途中で引っ掛かって、うまく開閉が出来ません。

位置が少しでもずれていると、この部品やドアラッチにストレスが掛かってスムースに動かない状況でしたから、どの部品がどこで引っ掛かっているかを確認して、それをどうやって解消するかを試行錯誤しながら何度も調整を行いました。

本来であれば30分程度で完了するであろう作業でしたが、ボールドウィンのこのハンドルはクセやご機嫌があるようで、修理までの時間は2時間。

こういうことも経験を重ねないと分かりませんし、次回同じようなことが起こった時の糧になりますから、これも大切な時間だったと思います。

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